今回はこのような悩みに答えます!
まずは私の経歴をお伝えします。
→ホテルも就職1年で退職
→ベンチャーに就職も1か月で退職
→大手企業に就職もまた1年で退職
→再び宿泊業に復帰、現在に至る。
就活時にはホテルを1社しか受けていませんが、内定をいただくことができました。
そして新卒でホテル企業に入社をして1年間勤務しました。
この経験から、ホテルマンとして働くには学歴は必要か解説します。
読むメリット
- ホテルマンになるには学歴は必要かわかる。
- どのようなスキル必要かわかる。
- ホテルマンになるために何を準備すればいいかわかる。
それでは解説します。
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【徹底解説】ホテルマンになるには?元スタッフが実情を公開!
ホテルマンになるには学歴は必要ない
ホテルマンになるには、学歴は必要ありません。
- 学歴が必要ないといえる理由
- 学歴が影響すると思われることとは?
まずこの2点に絞って解説します。
学歴が必要ないといえる理由
ホテルマンになるために学歴が必要ない理由は、働く上では必要ないからです。
ホテルマンの業務内容は接客をはじめとした、学術的な分野とは大きく離れた業務が基本となります。
ホテルマンの仕事は?
- フロント
- 客室清掃
- レストラン
学歴に関する業務はほとんどないです。
実際に私が働いていた職場では、大卒(半分)、高卒から院卒、専門学校卒(半分)とスタッフの学歴はさまざまでした。
それゆえに、ホテルマンには学歴が必要ないと感じました。
学歴が影響されると思われることとは?
就職するには学歴は必要ないといえますが、将来的なキャリアについては影響してくるのではないかと感じました。
というのは、最終学歴と採用の方法に傾向があったように感じたからです。
大卒は全国採用で、配属先は全国各地になる。
大卒の学生は本社採用が多い印象でした。本社採用の場合は、入社後に配属先がきまり、将来的は本社で会社の経営にまつわるポジションに進む方も多かったです。
高卒、専門学校卒は現地採用。
一方で、それ以外の学生は地方採用・現地採用という形式が多かったです。
本社で採用されるというよりかは、各々のホテルで採用されているパターンです。特徴としては基本的に現場がメインの業務です。将来的にはその施設でマネージャー的な立場になっている方もいらっしゃいました。
普通に就職する際には学歴は関係ないように感じましたが、学歴で若干採用される形態が違う傾向にあります。
(あくまでも私が勤めていたホテルでのことです。)
ホテルマンは未経験でも就職できる理由
学歴に自信がない、一方でホテルで働いたこともないという方については就職できるのか不安かもしれませんが、未経験でも就職は可能です。
ここでは未経験でも就職できる理由を解説します。
教育体制が整っている
まず初めに教育体制が整っていることが挙げられます。
未経験の方は、大手ホテルがおすすめです。
入社後に現場で活躍するためには、ホテルの経営理念や戦略などを知っておく必要があります。必ずと言っていいほど、入社後に研修があり、接客の研修も含まれています。
私が入社研修でやったこと
- 事務手続き
- 接客研修
- 経営戦略の説明
どのホテルでも教育体制が整っているわけではありません。
私の経験上では、規模が小さい宿泊施設だとまだまだ発展途上ではあるのでいきなり現場に配属される場合がありえます。
(ゲストハウスや小規模のホステルではいきなり現場での仕事であったため。)
小規模の宿泊施設と比べて、全国に拠点があるようなホテルでは教育体制が整っているため、未経験でも就職することは可能です。
周りに上司が必ずいる
入社してからは上司と働くので未経験でも問題はありません。
なにが起きて対応できるように新人の隣には上司がついている状態です。
下手に対応することよりも確実な対応が不可欠です。いざという時に上司が近くにいるため、不安なままお客様対応におわえることはありません。
高度なスキルは必要ない
正直なところ、ホテルで働くなかでは高度なスキルは必要ありません。
ホテル業務は?
- フロント業務(施設の説明など)
- 客室清掃(お部屋の清掃が中心)
- レストラン(料理の配膳など)
どれもある程度経験を積めば、難しいことはありません。
強いて言えば、いかに手際よく、ミスなくこなしていくかが重要です。
業務内容的にもそれほど難しいとは言えないので、未経験であっても就職するのは可能です。
難しい対応はめったにない
ホテルでの仕事は難しいと思える対応はほとんどありません。
基本的には、決まった業務を確実に終わらせていくかが大切な仕事です。その場でとっさに考えて行動しなければならないような仕事はほとんどないです。
これに加えて、ホテルでは誰でも仕事ができるようにマニュアルが作られていたり、仕事が極めてシンプルに設計されています。
経営戦略などに関しても、一般のスタッフが考えることではないです。
難しい仕事があるというものの、当然新人には振り当てられることはありません。
人材を常に欲している
ホテル業界では常に人材を欲しているような印象です。
私が勤務していていた際には、6か月単位でスタッフの顔ぶれが変わっていました。
体力が求められる仕事ではあるので、場合によってはすぐやめていくスタッフが多い施設もあります。
常にスタッフが足りていない業界ではあるので、採用される可能性は大いにあります。
学歴以外に必要なことは?
ホテルマンは、未経験で学歴に自信がなくても就職は可能。
それではより有利に就職活動を進めるにはどのような準備をしておくと良いのでしょうか?
接客経験を積んでおくと良い
おすすめはアルバイトで少しでも接客経験を積んでおくことです。
いきなり人前にでるよりも、簡単なアルバイト経験を通じておくと緊張がなくなります。
手軽に接客を始められるアルバイトはこのようなものです。
- レストラン
- 居酒屋
- カフェ
接客以外のアルバイトでも問題はないです。
接客のアルバイトをしておくと志望動機につなげやすいのでこちらのほうがおすすめです。
私もホテルに応募するに至った経緯としては、接客のアルバイトがきっかけでした。
志望動機をしっかり固めておく
志望動機について、しっかり考えておきましょう。
結局のところ、学歴やスキル以前に志望動機が大切で採用に大きくつながるからです。
志望動機で仕事をするモチベーションはあるのかわかる!
ホテルマンになりたい理由が不明確であれば、採用したとしてもすぐにやめてしまうケースもあり得ます。採用する側は仕事に対する熱意を感じられる人材を確保したいですよね。
ここでもう一度なぜホテルマンになりたいのかをしっかりと考えてみましょう。
マーケティング思考
マーケティング思考があると、現場で活躍できます。
私が考えるマーケティング思考というのは、「顕在ニーズを考えられるスキル」という定義にしておきます。
もっと簡単に言うと、お客様が求めること以上のサービスができることを示します。
表面上の問いに答えるのではなく、心の奥に隠れたニーズを考えてサービスに反映させることができると、ホテルマンとして大いに活躍できます。
まとめ:学歴は必要ないけど働く理由を考えよう!
今回はホテルマンに就職する上で学歴が必要ない理由について解説してきました。
ホテルマンを目指している方は、応募する前に「働く理由を考える」ことに時間を割くと良いです。
なぜ働く理由を考えるべきか?
- 志望動機が明確になり、採用されやすい。
- 面接でも自身が増す。
- 採用後もモチベーションを保てる。
明確な働く理由があれば、モチベーションが切れることなく働き続けることが可能です。
私の場合は働く理由がちょっと弱ったせいか、1年で辞めてしまいました。
正直なところ、ホテルマンの仕事はちょっとキツイです。(詳しくはこちらで解説しています。)
それでもホテルマンになりたいと考える理由はなにか考えてみるだけでも、採用に大きくつながります。
今回は以上です。