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ホテルマンに英語は必要か?正直な話をします。

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疑問がある人
ホテルに就職したいと考えていますが、英語力って必要なのでしょうか?あまり得意ではないのでちょっと不安です。

今回はこのような疑問に答えます。

 

まずは私の経歴をご紹介します。

 

【職歴(一部)】
・日系大手ホテル 1年勤務
・ゲストハウスA 1年勤務
・ゲストハウスB 1か月フリアコ勤務
・ゲストハウスC 2019年10月~2020年6月現在
【経験した業務】
・レセプション
・レストランサービス
・レストラン調理
・客室清掃
現在はゲストハウスのマネジャーとして勤務しており、
フロントから客室清掃、予約、調理など様々なジャンルを経験しております。

 

 

ホテルマンは英語を話せて当然!

 

そんな風潮がありますが、英語が必ずしも必要かと言われたらそうではないと考えています。今回はホテルマンの英語力に関して解説していきます。

 

読むメリット

  • ホテルマンは英語が必要か否かわかる。
  • どんな英語力が必要なのかわかる。
  • 英語力を伸ばす方法がわかる。
  • 求人の探し方がわかる。

 

それでは解説します。

 

 

 

ホテルマンは英語力必要か?

まずホテルマンは英語が大切なのかということなのですが、私の経験談では、「英語はあるといい」です。必須なわけではありません。

  • ホテルの立地によって客層が異なる。
  • 英語が話せるスタッフが必ずいる。
  • 英語を使うポジションは限られる。
  • わからなくても自然と身につく。

 

このような理由が挙げられます。英語ができないとまったく戦力にならない。ということはありません。

 

ホテルの立地によって客層が異なる。

まずホテルの立地によって客層が大きく変わってくることを知っておきましょう。海外からのお客様が多い場合もあれば、日本人しかいないようなホテルもあるので、まったく英語を使わないような施設もあります。

 

  • 地方の車でしかこれないようなホテル
  • メジャーではない離島にある

 

このような環境にあるホテルには海外からのお客様は非常に少ないです。

 

 

私自身、離島や地方のホテルで合計1年間勤務しましたが、英語対応が迫られたのは1回だけですが、一方で都市部では海外からの旅行客がとくに多いです。

 

立地によって客層が違うことで英語が必要なのか大きく変わってくるので、英語ができなくても問題はありません。

 

英語が話せるスタッフが必ずいる。

ホテルにには必ず英語が話せるスタッフがいるので、特に心配する必要はないでしょう。困ったら必ず助けてくれるので。(助けないチームはないです。)

 

もし本当に英語できる人がその場にいなかったら?

 

もしすぐに対応できない場合は、いったんお待ちいただいてから対応するので問題はありません。

 

補足

英語ができなくてもまったく問題はありません。必ず何があっても英語対応できるようにスタッフを配置しているためです。

 

自然と身につく。

たとえ英語ができなくても、毎日のように英語が飛び交う環境にいればいやでも英語は身に付きます。

 

  • 会話の内容がだいたい同じ。
  • 使うフレーズが毎回ほとんど同じ
  • その場の状況で言いたいことがだいたいわかる。

 

正直なところ、慣れです。慣れれば英語ができなくても対応はまったく問題はありません。

 

(ゲストハウスで英語が習得できる理由を解説しています。)

 

英語を使うポジションが限られてくる。

どのポジションも英語を使うのかと言われればそうでもありません。裏方の仕事になれば、接客の機会が大きく減るので英語ができなくも問題はありません。

 

  • 客室清掃
  • 調理
  • 夜勤事務

 

ホテルの仕事は接客だけではありません。英語ができない人でも輝けるポジションは多くあります。

 

 

【ホテルマン向け】英語力を磨く方法

海外からの旅行客で溢れるホテルに就職して英語が必須になってしまった場合、どんな英語力が必要になるのか?

 

それはスピーキング・リスニングがもっとも大切です。

 

ここでは4つのステップで英語力の磨き方を解説します。

 

(ここからは習得方法の概要を説明しますので、詳しくはこちらをご覧ください。4ステップで解説しています。)

 

英語力を磨く方法【リスニング】

まずリスニングから伸ばしていくのが良いです。ホテルでは特に接客がメインで、相手の意思を把握する必要があるからです。

やっておくべきことは2つ。

 

step
1
英語の発音方法を習得しましょう。

必ず英語を音読して発音を学習しましょう。

 

具体的には単語帳とかでも構わないです。とりあえず一冊購入して発音記号のページが必ずあるのでこれをすべてマスターしましょう。(後程紹介しますが、YouTubeでも可)

 

発音をマスターするメリット

  • 相手にしっかり伝わる。
  • 相手の言っていることがわかる。
  • 単語を覚えやすい。

 

発音を知っておくと相手がどういう単語を使っているのかがわかります。日本人の発音で英語を習得しようとすると、相手の話す単語がまったく理解できません。

 

 

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まず、すべての発音を完璧にしておきましょう。

 

step
2
次に単語を習得しましょう。

語彙力を増やしておかなければ何を言っているかわかりませんよね。単語を音読しつつ、発音を練習しておくと単語も習得できます。

 

大量の単語を長期間で覚えるイメージで取り組みましょう。

 

たとえば「100~200語を2週間で覚える」など。

 

この方法のメリットとしては、記憶しにくいものに時間を変えることをできますし、記憶するのに大切なことは時間をかけることです。毎日のように単語をながめることで記憶に定着していきます。

 

 

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わたしの場合はポケットサイズのメモ帳に英単語100語程度書いて、勤務中でも取り出して見れるようにしていました。

 

ここまでで下地が完成します。日常会話レベルの単語帳を1冊マスターしましょう。次項でスピーキングスキルをたかめつつリスニングスキルも同時に伸ばしていきましょう。

 

英語力を身に着ける方法【スピーキング】

スピーキングスキルを伸ばす方法は2つ。

step
3
会話表現をフレーズで覚えましょう。

フレーズで覚えることで聞き取りが楽になります。

 

会話でフレーズは毎回ほとんど同じです。ある程度決まってくるので、フレーズで覚えておくとスムーズに表現ができるようになります。(当然のことながらフレーズを理解しておけば聞き取りも楽になります。)

 

InstagramやYoutubeでもフレーズを解説してるメディアは数多く紹介しているメディアは多く見かけます。

step
4
トライアンドエラー

ここからが勝負です。実戦で使っていきましょう。終わりはありません。

普段使っている日本語をいったん英訳してみてすべて覚えましょう。

 

たとえば、普段から考えている表現や現場で使っている日本語表現をすべて英訳してみましょう。

 

「ご予約いただきありがとうございます」

→ "Thank you for booking."

「パスポートのご提示をお願いします。」

→ "Can I see your passpot?"

 

 

どんなことでも英訳して、すべて覚えてしまいましょう。音読しながら暗記してみると、音が耳に残りやすく、とっさにフレーズを使うことができます。

 

 

補足

これらの習得方法は私が大学時代に実践してきたもので、ある程度英語ができるようになりました。(TOEICは520 → 725)

 

 

【ホテルマン向け】英語力を高めるツールを紹介

ここからは英語学習のおすすめツールをご紹介します。ステップ別におすすめをご紹介します。

発音練習

発音練習は書籍とYouTubeを使いましょう。

 

実際に探してみると多くのコンテンツが見つかります。少ない時間で安く済ませるにはYouTubeが最適です。

 

(「サマー先生と英会話 ! 」より引用しております。)

発音に関してはこちらがとても分かりやすく、すぐに習得できます。

 

英会話に関するチャンネルは数多くあるので自分に合ったものを選ぶといいですね。

 

一方で書籍の購入もおすすめします。どのような発音記号があるのかなど全体像を把握することができます。全体像を把握することで、特異な発音や不得意の発音を把握することでもできます。

 

補足

ホテルマンはなかなか自分の時間が取れないので、英会話学校に通うのはおすすめできません。いつでも手軽に学べるツールとしてYou Tube を使いましょう。

 

単語習得

単語習得には一冊もっておくのがおすすめです。これについては、電子書籍ではなく本で買ってください。

 

見やすく、自分にとって使いやすいもの、かつ日常英会話に特化した書籍を選んでください。

 

 

電子書籍ではなく、紙媒体の書籍をおすすめする理由は以下の通りです。

本を利用するメリット

  • すぐに見返せる。
  • 充電に悩まされない。
  • 取り出してすぐに読める。

 

単語習得には、単語帳をなんどもなんども見返すことが大切です。

 

書籍については、おすすめはありません。(次にどのように選べばよいか解説します。)

 

フレーズを覚える

前項からの続きですが、フレーズを覚えるのにも本を持っておくと良いです。

前項の単語習得と重なる部分はありますが、これについても書籍は日常英会話に特化した単語帳で大丈夫です。というのも単語帳にフレーズが記載されているケースが多いため。

 

書籍を選ぶポイント

  • 日常英会話に特化した単語帳
  • フレーズが多く記載されている
  • レベルはなるべく低めのもの

 

特に指定はありません。自分が使いやすいなと思ったものを平びましょう。

トライアンドエラー

トライアンドエラーについては、どんどん仕事で使っていきましょう。つかっていかないと成長しません。

 

具体的に実践する場所として、英会話や大学の授業などが挙げられます。自分の生活環境でいかに英語を使える環境を探せるかが重要です。

 

まとめ:ホテルマンに必要なのは英語力ではない。

 

最後におさらいです。

 

ホテルマンには英語力は必須ではない。

表題の通りで、英語力は必須ではありません。下記ような理由が挙げられます。

 

  • ホテルの立地によって客層が異なる。
  • 英語が話せるスタッフが必ずいる。
  • 英語を使うポジションは限られる。
  • わからなくても自然と身につく。

 

英語は必須ではないので、自身をもって応募しましょう。

 

大切なのは目の前のお客様をしっかりケアすること。

ホテルで働く上でも大切なのはどのお客様もしっかりとケアして、快適な滞在ができるようにお手伝いをすることです。

 

英語力はあくまでも手段の一つであって、それが欠けてたとしてもお客様のことを思えば全力でコミュニケーションをとるはずですし、相手のことを理解できます。

 

私の経験では、ホテル・ゲストハウスで働いてきた中でもっとも印象的なスタッフの特徴はこのようなもの。

 

接客業で輝ける人の特徴

  • 人と話すのがすき。
  • どうにかして滞在の手伝いをしたい。
  • 相手に対する興味が強い。

 

など英語力以上にお客様のケアに強い思いがある人ばかり。もちろん英語ができないスタッフも多く在籍していました。

 

でも面接のときに英語力は問われるでしょ?

 

英語力は問われますが、大切なのは人柄と志望動機!英語力がなくても強い思いがあるのであれば確実に採用されます。私自身もそのような人と働きたいです。

 

最後におすすめの推薦図書をご紹介。


 

接客に関する様々な本を読んできましたが、この本がもっとも接客のエッセンスが詰まっているように感じました。

 

いままでも何度も見返しています。

 

どの接客に関する本の中でもクオリティはとくに高いのでおすすめです。

 

今回は以上です。

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