今回はこのような疑問に答えます。
新卒で転職したくなるのは自然なことだと思います。
私は新卒1年目で転職したので経験談をお話ししていきます。
今回はこのような流れでお話しします。
- 新卒1年目で辞めた私が後悔していること
- 新卒1年目で辞める前に考えておきたいこと
- 辞めたくなったらやっておくべきこと
まずは私の経歴をお伝えします。
→ホテルも就職1年で退職
→ベンチャーに就職も1か月で退職
→大手企業に就職もまた1年で退職
→再び宿泊業に復帰、現在に至る。
新卒で入社して辞めたくなるのは自然なこと。
とくに気にしなくていいです。
ただここで辞めてしまったらどうなるのだろうと先が不安ですよね?
そこで今回は新卒1年目で辞めた私の経験談をお伝えします。
・新卒1年で辞めたらどんなことがあり得るかがわかります。
・辞める前に考えておくべきことがわかります。
・辞める前にやっておくべきことがわかります。
それでは始めます。
新卒1年目で辞めた私が後悔していること
私が1年目で辞めて後悔しているのは下記のようなもの。
・職を転々としてしまった
・お金が貯まらなかった
・強みが中途半端になった
職がなかなか決まらなかった
まずなかなか転職できませんでした。
・転職活動をすぐに始められなかった。(地方勤務のため)
退職の3か月ほど前に転職サイトに登録してたのですが、
山梨県で働いていたため、なかなか就職希望地(東京)に行けずに思うように動くことができませんでした。
・どんな仕事がしたいかわからなかった。
「このような仕事がしたい!」
という具体的な仕事を考えることができませんでした。
社会人経験も浅く、サービス業であったため
世の中にどんな仕事があるのか知らなかったかったことも影響していると思います。
・すすめられた求人にしっくりくるものがなかった。
転職サイトに登録すると大量の求人が送られてくるのですが、
どれもしっくりくるものではありませんでした。
「受けてみて、合わなかったら断っていいから
とりあえず面接に行ってみなさい。」
とエージェントからのアドバイスがありましたが、やはりどれもやってみたいような仕事ではなく面接にいってもうまく会話ができませんでした。
いずれにしても準備期間がとても短かったことなどから仕事についてよくわからないことが多く、うまく進めることができませんでした。
職を転々としてしまった
その後は転職を何度か繰り返してしまいました。
1回目の転職でやりたい仕事がわからないまま転職してしまったがために、再度転職をすることになり、結果として3回転職することになりました。
質の悪い転職を繰り返してしまった印象です。
(1回目)ホテル → ベンチャー
転職の理由:友人からの勧め
(2回目)ベンチャー → 建築系
転職の理由:とりあえずサラリーマン3年頑張ってみようと思ったため。(目的が不明確)
3回目でゲストハウスに行きつき、安定してきました。
離職期間がながくなるほど焦りが高まり、
質の悪い転職をしてしまいました。
(本当にやりたい仕事か明確に断言できない状態。)
新卒1年目で退職して焦った状態で質の悪い転職を繰り返してしまいました。
お金が貯まらなかった
転職を繰り返してお金があまり貯まりませんでした。
若いうちに転職すると、転職先では1年生だからです。
1年目(ホテル)25万円
2年目(ベンチャー)20万円
3年目(建築系)20万円
どの年も収入は全く変わりません。
場合によっては収入が圧倒的に高い求人もありますが、内定には難易度があると思います。
いまだに収入は上がっていません。
強みが中途半端になった
自分が強みとしているものが中途半端になりました。
当然のことながら、自分の専門分野にコミットしていないためです。
・ホテル勤務6年目 → ホテル運営のプロ
・印刷6年目 → マレーシア出向
・証券会社6年目 → 営業のプロ
・私 → ホステル2年目
なにが言いたいのかというと
同期の友人は業界に精通したプロになっているということ。
それに比べると様々な業界を転々とした結果、
自分らしい強みを磨けないままであるということです。
他人と自分を比べるのはよくないですが、事実として
強みは磨けていないように感じています。
新卒1年目で辞める前に考えておきたいこと
上記のような経験からどのようなことを考えておくべきだったか
・お金のこと
・パートナーのこと
ざっくりと3つに分類しました。
解説します。
キャリアのこと
どのようなキャリアを築いていきたいのか考えましょう。
定めないまま転職してしまうと、また転職をすることになりかねないです。
・あなたは将来どんな人になりたいのか?
仕事はあくまでも手段であり、仕事を通して達成したい目標を定めることでやるべき仕事が導きだされるのかと思います。
・人に生きる力を与える人間になりたい。(目的)
→ 気分転換ができる宿泊施設という環境で滞在の手伝いをしたい。
→ ゲストハウススタッフ
この場合は目的に対してさまざまな手段がありますが、
・ゆったりとした雰囲気で働きたかったこと
・雇用条件や仕事内容
このような観点から現在の職には不満はありませんし、
モチベーションが途切れることはありません。
あなたはどのような人になりたいのか?
ここをしっかり考えていきましょう。
お金のこと
お金がどれだけ必要になってくるのかもしっかり考えておきましょう。
離職期間が開いてしまうと収入はなくなり、
転職を繰り返したりすると、引っ越し代などがかかります。
・移動費 → 2万くらい
・引っ越し代 → 5万くらい
・離職期間2か月 → 収入0
正直なところ正社員としてしっかり働いていれば問題はありません。一方で失業手当なども行政からもらえるので心配はいりません。
ただ転職をしたり、一方で何回も転職するとお金はなくなっていくので注意は必要です。
パートナーのこと
恋人にもしっかりと話しておきましょう。
転職次第では遠距離になりますし、別れを告げられる可能性もあります。
・パートナーが何を大切にしているか知っておくべき。
パートナーがあなたと付き合っている理由は何でしょうか?
・近距離
・あなたの性格
いろいろあると思いますが、
転職によっては関係にひびが入る可能性は大いにあります。
転職前にはしっかりと話しておき、
別れも想定しておいて強い気持ちで転職に挑みましょう。
辞めたくなったらやっておくべきこと
・ 自己分析する
・ 休日に遠出する
転職サイトに登録する
まず初めに転職サイトの登録はしておきましょう。
転職するもしないも準備が早いに越したことはありません。
登録料はかかりませんので、すこしでも今の仕事に疑問があるのであれば登録はしておきましょう。
・エージェントがおすすめ
希望職種などを登録しておくと、人材会社から面談のオファーが来るというもの。
第三者の視点からアドバイスがもらえるので
「転職したいけどどうすればわからない。」
「どんな求人がいいなのかわからない。」
そんな方には特におすすめ。
マイナビエージェント
私自身もエージェントを利用して転職しました。
やりたい仕事がわからないながらもさまざまな意見をいただき転職に成功しました。
無料なので登録しておいて、気になる求人があれば問い合わせてみるのがいいです。
おすすめは上記のエージェント。
個人的な感想としては大手のエージェントだと営業職が強くなって適当に求人を充てられる可能性も。
学歴不問ともあるので気軽に転職活動を始められると思います。
少しでも気になったら登録だけでもしておくと良いです。
自己分析する
自己分析を進めておきましょう。
自分に合った仕事を見つけるには必須。必ずやっておきましょう。
・考えたことを友人に話してみる。
自分だけで考えていると思込みが発生していいように考えてしまうことも。
他の人に話してみてツッコミをもらうと気付けなかった一面に気づけます。
大学時代の先輩は「自己分析なんて無意味」と豪語していましたが、
私の場合は自己分析をしっかりやったおかげで、現在は充実した毎日を過ごせています。
(ブログを書く余裕すらあります。)
転職サイトに登録したら、自己分析を必ずやりましょう。
おすすめはこちら
またKindle Unlimitedに対応しているので、
無料トライアルにもあるのですぐ読めます。
休日に遠出する
休日に遠出するのがおすすめです。
気分転換にもなりますし、なによりも話し相手を見つけるに最適です。
・小規模のカフェ
・ゲストハウス
いろいろな人との交流がある空間がおすすめです。
「規模が小さい」場所を選んでいきましょう。
ただ上記のようなところに行くだけでは何も生まれません。
規模が小さければ交流が生まれやすいです。
私の場合は小規模のゲストハウスに行くことで話し相手を見つけて自己分析を深めていきました。
自己分析を始めたら遠出しましょう。
まとめ
私の場合は新卒1年目で転職したのは失敗でした。
ただ、原因は準備不足だったからではないかと思っています。
転職はスピードが大切と言われますが、
転職サイトに登録して、
自己分析するくらいは時間をかけてでもするべき。
(応募したらスピード勝負なところもありますが。)
いずれにしろ、「転職したいな」と思った段階で準備を始めましょう。
・自己分析を始める
これらは必須です。
今回は以上です。