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コーヒー研究

自宅でコーヒー豆の焙煎!必要な道具と焙煎方法を直伝!

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疑問がある人
コーヒー豆は自宅でも焙煎できるの?どんな道具が必要?どうやってやるの?

今回はこのような疑問に答えます。

 

 

 

自宅でコーヒー豆の焙煎を始めて、現在はオンラインストアでコーヒー豆の販売をしております。

また、本格的にコーヒーと向き合うためコーヒーロースタリーの開業準備中です。

 

 

 

 

コーヒー豆は自宅で簡単に焙煎できます。必要な道具も簡単に揃えることはできます!

今回は自宅でコーヒー豆の焙煎をするために必要な道具から焙煎方法を直伝します。

 

読むメリット

    • 自宅でコーヒー豆の焙煎をするために必要な道具がわかる。
    • コーヒー豆の焙煎方法がわかる。
    • コーヒー豆の焙煎をするときの注意点がわかる。

 

それでは解説します。

 

 

自宅でコーヒー豆の焙煎する方法

 

自宅でコーヒー豆の焙煎を行う手順を解説します。

 

  • 焙煎に必要なもの
  • 焙煎の方法:3ステップで解説
  • 焙煎後のコーヒー豆について

 

このような流れで解説します。

 

コーヒー豆の焙煎に必要な道具:焙煎器具

焙煎を始めるにあたっては焙煎器具が必要です。

焙煎器具に関しては3種類あります。

  1. 手網:最も安く簡単に始められるが、少し難しい
  2. 手回し式:安定してきれいに焙煎できる。コスパよくおすすめ。
  3. 家庭用焙煎機器:ものによっては高価格。楽だが、要注意。

焙煎器具についてはこちらでまとめました。

 

手網

 

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手網は焙煎器具の中でも最安値ですが、10分以上振り続ける必要があり、かなり疲れます。

煎りムラも起こりやすいので焙煎の難易度は高くなります。

とはいえ、2000円程度で販売されているので、試してみたい方にはおすすめです。

 

 


 

 

手網焙煎器具に関してはこちらで解説してます。

 

 

手回し式

手回し焙煎器具はもっとも簡単に焙煎が可能です。

焙煎器具自体は手網と比べるとやや高めですが、攪拌能力が高く疲れることもありません。


 

珈琲考具というシリーズで販売されている焙煎器具ですが、スタイリッシュで四角いカゴなので攪拌能力が高くおすすめです。

一度購入すれば長く使用できるので、かなりコスパは良いのではないかと思います。

 

私はアウベルクラフトという焙煎器具を使用しておりレビューをかきましたが、性能に大きな差はないと思われます。

(→【アウベルクラフトが最強】コーヒー焙煎器のメリットは?

 

 

家庭用焙煎機器

家庭用焙煎機器は高コストですが、全自動でできるので最も楽です。

 

最近ではパナソニックの The Roast がプロ・アマ問わず脚光を浴びております。

ただこちらのthe Roastは購入すると高いですが、レンタルサービスに対応しているようなので試しに使ってみるのも良いかと思います。

DMMいろいろレンタルにて借りることも可能です!

>>The Roast をレンタルする

 

 

フライパン

あまりおすすめはしませんが、フライパンでも可能です。

おすすめできない理由は、ムラができてしまうからです。簡単に始めることができますが、おいしいコーヒーを焙煎することの難易度はかなり高いです。

 

 

 

コーヒー豆の焙煎に必要な道具:焙煎器具以外

まず必要な道具をそろえましょう。

必要なもの

  • コンロ
  • ザル
  • トレー
  • 軍手
  • ドライヤー
  • 掃除機
  • 保存容器
  • スケール
  • タイマー

 

焙煎器具以外の道具については、こだわらなければすべて100均でそろいます。まずは必要なものをそろえるところから始めましょう。

必要なものリストについてはこちらの記事で解説しました。(→コーヒーの焙煎に必要な道具リスト10選を作りました。

 

 

焙煎の手順

焙煎の手順を解説します。

  1. 水抜き(0:00~7:00)
  2. 黄色い段階(7:00~9:00)
  3. 煎り止め(9:00~)

 

焙煎の方法はこの3つの段階で解説します。

 

*今回はアウベルクラフトを使った焙煎ですが、手網を使う場合はこちらをご覧ください。(手網焙煎の方法

 

 

水抜き(0:00~7:00)

 

始めの段階は「水抜き」と呼ばれます。
まず初めにタイマーを用意して焙煎記録をとるのが良いでしょう。

重要なこと

・ゆっくり豆を温めて芯まで火を通す。
・ムラを防ぐためにしっかり振って撹拌する。
・時間をかけすぎない。

コーヒーの生豆は木材と同じレベルで火が通りにくいのでゆっくりと温めていくイメージで熱を与えていきます。時間をかけすぎると香りがとんでしまうので時間にも注意が必要です。

 

 

私の場合は火力を中火くらいにして早めに回すようにして、7分くらいで豆の表面が黄色くなるようにしてます。

ここをしっかりできれば、ムラがなく仕上がります。

 

 

ハゼまで (7:00~9:00)

香ばしいかおりが漂い、豆が黄色く色づいてきたらそろそろぱちっと音がします。(これは「ハゼ」と呼ばれます。)

ハゼまでの間をどれだけ時間をとるかでも味の印象がかわってきます。

長めにとるとコーヒーらしい重みのある印象になりますが、ここ短くしてみるとお茶など透明感がでるといわれています。

煎り止め (9:00~)

 

狙った焙煎度に達したら煎りどめをします。

焙煎器具から豆を取り出し、うちわやドライヤーをつかって豆を冷まします。
手で触って熱くないくらいがちょうど良いです。(30℃以下くらい)

 

いつ焙煎をやめるか?はどれくらいの焙煎度を狙うのかで止めるタイミングをかわってきます。

苦みが強いコーヒーが好きな方は、後半の2ハゼと呼ばれる「ピチっ」と音がする段階で止めるのがおすすめです。

一方であっさりとしてコーヒーが好きな方は1ハゼが終わった段階で止めてみるのかおすすめです。

 

いずれにしても自分が飲みたいコーヒーをイメージして焙煎度を狙っていくのがよいです。トライアンドエラーでいろいろ試してみるのが焙煎の面白いところでもあります。

 

焙煎後のコーヒーはいつ飲める?

焙煎後のコーヒー豆はエイジング(=少しの間だけおいておく)してから飲むのがおすすめです。

焙煎直後は1日ほど袋を開けた状態で保管します。焙煎直後は煙っぽさが残ってしまっており、くもった味の印象です。

 

【エイジングの目安ー1】

2週間以上がおすすめ[/st-cmemo

これは私の経験ですが、2週間するとしっかりとした味にまとまります。

【エイジングの目安ー2】

ナチュラルは長め、ウォッシュド系は短め

精製方法でエイジングの長さも変わります。ウォッシュドなど水洗式は水を与えて細胞がよわっているせいなのか、エイジングは比較的短くでも味がまとまります。

 

あくまでもこれらは目安で、焙煎直後から飲み比べてみると味の変化がわかりますし、銘柄によっても味の印象が大きく変わってきます。

いずれしてもエイジングさせることで味がまとまった印象になります。

 

 

自宅でコーヒー豆の焙煎をする際の注意点

 

コーヒー豆の焙煎をするにあたって注意点があります

 

  • 煙がよくでる
  • チャフが舞う

 

とてもシンプルなのですが、厄介なので注意しましょう。

 

煙がよくでる

まずは煙がかなり出るということ。
水抜きから次第にコーヒーの香ばしいかおりがたちはじめ、ハゼが始まると煙が出てきます。

確認しておくこと

  • なるべく外でやる
  • 上層の窓を開けておく。(においは上に行きやすい)
  • 換気扇はしっかり回す。

コーヒーの香りは上層に行きやすい印象。窓を開けておくとにおいが抜けます。

 

焙煎中の煙についてはこちらでも解説しています。

 

チャフが舞う

コーヒーの薄皮はシルバースキンと呼ばれ、焙煎が進み乾燥することによってキッチンに全体に舞います。(チャフと呼ばれます。)掃除が大変です。

対処方法としては、このようなものがあります。

  • 水洗いしてシルバースキンをとる。
  • シルバースキンが少ない豆を選ぶ。
  • チャフが舞いにくい焙煎器具を使う。

 

おすすめは水洗いでシルバースキンをとってしまうのが良いかとおもいます。

シルバースキンは焦げなどの原因となるため取り除く必要があるので、焙煎時には排出しておきたいです。

チャフについてはこちらで解説。

 

 

まとめ

 

ここまで自宅でコーヒー豆の焙煎をする方法について解説してきましたが、自宅で焙煎を始めるメリットは

 

  • 出費が減る:コーヒーの出費は激減します。
  • 味を調整できる:焙煎度を調整できるため。
  • 珍しい銘柄にも出会える。

 

正直なところ、メリットしかありません。

ぜひ、自宅でコーヒー豆の焙煎を始めてみましょう。

 

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