今回はこのような悩みに答えます!
まずは私の経歴をお伝えします。
→4社中2社内定でホテルに就職
→ホテル就職1年で退職
→ベンチャー就職も1か月で退職
→大手企業に就職もまた1年で退職
→再び宿泊業に復帰、現在に至る。
経歴を見ていただくとわかるのですが、20代のうちに何度か転職経験があります。
常に自己分析をして自分がやりたいことや、モチベーションが高く保てる環境を追い求めて転職をしてきました。
現在は非常にモチベーションは高い状態です。
新卒では4社だけ受けて2社から内定をいただきました。
自己分析をしっかりやって、自分がやりたいことを明確にできたためです。
自己分析は意味がない。
自己分析よりもとにかくたくさん受けて経験を積むとよい。
就職活動中によく先輩方からこのような意見を聞きましたが、やはり自己分析は大切です。
読むメリット
- 自己分析がなぜ重要かがわかる。
- 自己分析がなぜ意味がないとい
- 自己分析はどんな人がやるべきかがわかる。
それでは解説します。
自己分析は意味がない?いや、大切です。
まず初めに、自己分析が大切な理由を解説します。
- 企業選びの軸が見つかるから。
- どんな仕事が向いているのか予測できるから。
- 就職後のパフォーマンスにも影響するから。
順番に解説します。
1:企業選びの軸が見つかるから。
自己分析をすることで企業選びの軸が見つかります。
自己分析をして、応募する企業を絞る。
膨大な求人の中から、自分にとって望ましい企業を選ばなければなりません。自己分析をすることで、自分がどのような価値観をもっているかを把握し応募すべき企業を絞ることができます。
同じ業界でも企業は数多く存在しますが、その中から1社選ぶには自分が共感する部分を探し、面接でそれを説明しなければなりません。
もちろん憧れとかで、企業に応募するのは悪くはないですが、価値観が全く違う場合は内定をいただけない可能性が大いにあります。
自己分析をすることは企業選びの軸になります。
2:どんな仕事が向いているのか予測できるから。
自己分析をすることでどんな仕事に向いているのかを予測することも可能です。
自己分析をして、自分に向いてる仕事を見つける。
自己分析をすることで、どんな仕事がむいているのかを把握することで面接時にも説得力が増します。
仕事の軸
- 個人か集団か?
- 法人相手か個人相手か?
- 営業か経理か?
たとえば仕事には上記のような軸があります。これを過去の経験からどんなシチュエーションが自分に向いているのかを考えると、仕事選びが容易になります。
下記のようなことを考えてみましょう。
過去にどのような瞬間にやりがいを感じましたでしょうか?
例えば、
「部活動で県大会に出場できて、練習した成果を発揮できた」
ことであれば、それは個人で練習を重ねたのか、チームで練習してやり遂げたことかでも、パフォーマンスを発揮できる環境が変わってきます。
まず自己分析をして、どんな瞬間にやりがいを感じて、どんな時にモチベーションが高まるのかを把握することで、自分に向いている仕事を予測することができます。
3:就職後のパフォーマンスにも影響するから。
内定をもらって就職したあとにも自己分析は大いに役立ちます。
自己分析をして、就職後も最高のパフォーマンスを。
自己分析をしっかりやって入社できれば、仕事に対するモチベーションを高いままで維持できます。
もし職場になじめなかった場合は、おそらく自己分析に不備があったと考えられます。
転職することになっても問題はありません。しっかり自己分析をしていれば面接での説得力がつきます。
自己分析の結果を利用して転職活動をすれば、早く内定をとることも可能です。
「自己分析は意味がない」という意見もある件について
自己分析は意味がない、という意見は少なからず存在します。
- 「なにがしたいのか」を考えたほうがいい。
- 目的がない自己分析は意味がない。
- 過去の経験には意味がない。
「自己分析 意味がない」と検索すると様々な見解がありますが、すべてが「やるべきでない」と言っているわけではないです。
詳しく解説します。
「何がしたいの」を考えるべきという意見について
自己分析をする前に、「何がしたいのか」を決めるべきであるとの記載がある記事がありますが、これは間違いなく正論です。
そもそも学校を卒業して、何をするかは自身の判断に委ねられているので就職以外にも多くの選択肢があります。
- 就職する
- 大学院に進学する
- 留学する
- 海外にいく
- 何もしない
「就職すること」を前提にせず、多くの選択肢があります。
ココがポイント
手段=就職すること
目的=人生で達成したいことなど
就職活動をするにあたっては、「何がしたいのか」「どんな人生にしたいか」などを考えることを前提としましょう。
過去の経験から、自分は何をすることにやりがいを覚えるのかを分析して、将来どうしてたいのかを考えましょう。自己分析は大切です。
「目的がない自己分析は意味がない」は正論
表題の通り、目的のない自己分析をするのは意味はないです。
「自己分析は意味がない」との記載がある記事の一部には、「目的がない自己分析は意味がない」という内容もありました。
当然のことです。
なにかをする前に、「それをして、どんな結果になるのか」を把握して物事をするのはいつの世代でも重要な考えかたです。
就職活動で自己分析が必要だと思っている方は、「なぜ自己分析が大切なのか?」目的を明確にしておきましょう。
「過去には意味がない」という意見は?
「過去には意味がない」という記載がある記事もありましたが、これに関してはそうではないと考えています。
過去の経験には、あなたの価値観が現れている。
というのも、過去に自分が経験して判断してきたことは、自分の判断基準があり、それは自分の価値観を示しているからです。
私の場合は、「ゲストハウスを開業したい」と考え始めて、3年が経ち、同時に働き始めてからは3年目になります。
これは「開業前に経験を積みたい」と考えたものであって「常に慎重に動く」私の価値感を示しています。
このような価値観をもって判断してきたことは数多くあります。
私の場合は面接で「慎重派です!」と主張したときに、その根拠としてこの過去の経験を使うことができます。
面接で自分自身について話すときは、過去の経験が自分の性格を示す証拠になるので、自己分析はもっとも大切です。
自己分析はどんな人がやるべきか?具体的なやりかたは?
私は、だれにとっても自己分析は大切でやるべきだと考えてます。
- 就職活動中の学生
- 企業に在籍もしくは、転職活動中の社会人
それぞれどのようにやるのかを解説します。
就職活動中の学生
これまで説明してきた通りで、就職活動にのぞむ学生は自己分析しましょう。
具体的なやりかた
- 過去の自分の経験をすべて書き起こしてみる。
- 特にモチベーションが高かった瞬間を考えてみる。
- 5W1Hでどのような瞬間にモチベーションが高いのかを分析する。
ここで大切なのは、なんのために自己分析をするのかをしっかりと把握しておくことです。
過去の経験をピックアップしていくと、なんのためにやっているのかわからなくなってしまうことが多々あります。
不安な方は後ほど紹介するサービスや、書籍を利用するのもおすすめです。
(後ほどおすすめの書籍を紹介します。)
企業に在籍もしくは、転職活動中の社会人
一度就職活動を終えた社会人の方も自己分析がおすすめです。
このような方におすすめです。
- 仕事に従事しているけれど転職したいと考えている。
- どのような仕事をしたいかわからない。
- 現在の仕事でいいのかモヤモヤしている。
- なにか漠然とした悩みがある。
- そもそも現在の目標がない。
そして自己分析の具体的な手順はこちらです。
- 自分の経験を時間軸で書く。
- なぜ記憶に残っているのかを考察する。
- うれしかったこと・いやだったことに分類する。
- 5W3Hで考えてみる。
- VISION MISION VALUEを考える
こちらについては、別の記事で解説しております。
続きを見る
社会人向けの自己分析のやり方【転職をたくさんした私が解説】
意味のある自己分析のためのツールなどを紹介
自己分析をするのは人生において必須です。
とはいえ、ひとりでノートにむかってやり続けるのには不安がつきものだと思います。
最後に、おすすめのサービスから書籍まで紹介します。
自己分析のおすすめ書籍
おすすめの本はこちらです。
転職を終えて起業を目指している現在も読み返しています。
自己分析する上でとても助かるワークシートがついているのでこれに沿って進めていくと非常に取り組みやすいです。
自己分析のおすすめサービス
個人的にはPOSIWILL CAREERがおすすめです。
求人紹介をしない、キャリアのパーソナルトレーニングを行っています。
上記のような方におすすめです。
就職以前に、そもそも「どう生きたいか」から考え、プロの家運セラーからアドバイスを受けられます。
カウンセリングは無料なので、もし相談できる相手がいなかったり、ひとりで悩んでいる方がいれば利用してみるのもアリです。
まとめ
今回は「自己分析は意味がない」という意見に関して、私なりの考えを解説してきました。
最後に自己分析が大切な理由をまとめると、
- 企業選びの軸が見つかるから。
- どんな仕事が向いているのか予測できるから。
- 就職後のパフォーマンスにも影響するから。
上記のよう理由が挙げられます。
自己分析をしっかり行い、良い人生を歩んでいきましょう。
今回は以上です!