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コーヒー研究

ドリップコーヒーが酸っぱくなる3つの理由

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疑問
疑問
自宅でドリップコーヒーを飲むのですが、酸っぱくなります。
酸っぱいコーヒーは苦手でできれば飲みたくないです。どうすればいいのでしょうか?

今回はこのような疑問に答えます。

今回はこのような流れでお話しします。

  • ドリップコーヒーが酸っぱくなる3つの理由
  • コーヒーがドリップ時に酸っぱくならないコツ
  • 酸っぱくないコーヒー豆の選び方

まずはコーヒーに関する経験値をお伝えします。

・バリスタ(2019年10月~)
・コーヒー豆焙煎(2019年2月~)
今まで自宅でおよそ40,000gを焙煎。
回数にして200回~400回は焙煎をしました。
*また自宅でもコーヒーのドリップは10年以上続けております。

これまでの経験からお話しします。

私自身も自宅でドリップコーヒーを飲み始めたころは
酸っぱいコーヒーに苦しみました。

ただ酸っぱいコーヒーを避ける方法は案外シンプルでした。

今回はドリップコーヒーが酸っぱい理由から
それを避ける方法まで解説します。

*最後まで読むと
・コーヒーが酸っぱくならない方法がわかります。
・酸っぱくないコーヒーを選ぶ方法がわかります。
・コーヒーが酸っぱい理由がわかります。

それでは解説します。

ドリップコーヒーが酸っぱくなる3つの理由


ドリップコーヒーが酸っぱい理由はこのような原因が挙げられます。

・浅煎りコーヒーであるから
・豆が劣化している
・抽出温度が高い

解説します。

理由1:浅煎りコーヒーであるから

まず

浅煎りコーヒーは酸味が強い場合があります。

酸味が苦手な場合は浅煎りを避けましょう。

【酸味が弱い浅煎りもある。】
・カリブ海系のコーヒーは浅煎りでも酸味が弱い印象。

ジャマイカやドミニカ、キューバなど。
浅煎りでもバランスよく、軽い印象なコーヒーが多いです。


こちらはキューバのクリスタルマウンテンという銘柄。
とてもマイルドでバランスがとれています。

【カリブ海系の豆の特徴】
・豆が大柄
・表面に皺がない
・ミルクチョコレートっぽい色

こういう豆はかなり飲みやすくおすすめ。

一方で酸味が強めのコーヒー豆はこのような外見。

けっして悪い例ではありませんが、
このように皺が伸び切っていない豆は
フルーツ系の酸味が残ったコーヒーである傾向があります。

とてもおいしいですが、酸味が苦手な人にはお勧めできないです。

*また購入の際はカッピングコメントや味の解説を見てましょう。
果物の名前が出てくると酸味が強いです。

浅煎りコーヒーは酸味が強いですが、
マイルドで嫌みのないコーヒーもあります。

ただこの点については、飲み慣れていないと判断は若干難しいので、

酸味が苦手なら浅煎りを避けましょう。

理由2:豆が劣化している

豆が劣化していると酸っぱくなります。

可能であれば劣化した豆は避けましょう。

【劣化した豆の特徴】
このような豆は劣化しているケースが多いです。
・蒸らしの時に膨らまない。
・焙煎されてから数か月以上たっている。
・グラインドされてから数日たっている。
外見ではわかりません。
どのような状態であったかを考えてみてください。

基本的に劣化した豆の判断は難しいので、
後述の豆の購入方法にそって買うと劣化した豆に当たらなくなります。

酸っぱいのは劣化した証拠。
新鮮な豆を使いましょう。

理由3:抽出温度が適切ではない

抽出時の温度が適切ではないとバランスが崩れて酸っぱくなる可能性があります。

【抽出時の適切な湯温とは?】
・浅煎りと中煎り
→ 90℃程度
・深煎り
→ 83℃程度

これはあくまでも私の経験ではありますが、
上記のような温度で抽出するとバランスがよくなります。

浅煎りのコーヒーを目玉商品にしているお店は
90℃以上が特に多い印象です。



こちらの書籍でも記載はありますが、
浅煎りと中煎りはやや高めの温度で
深煎りは低めで淹れると良いそうです。

*ただこの点についてはコーヒーの成分がとくに多いため、
的確なデータはありません。

いずれにしろ、湯温で調整してみましょう。

コーヒーがドリップ時に酸っぱくならないコツ

次に酸っぱくならないコツを紹介します。

・豆の状態で買う
・保存の仕方に気をつける
・酸味を逆に楽しむ

正直なところ、すごく簡単です。

コツ1:豆の状態で買う

コーヒーを買うときは豆の状態で購入しましょう。

多少コストがかかりますが、豆が劣化しにくくなります。

【コーヒーを豆の状態で買ったときに必要なもの】
・コーヒーミル
これだけあれば十分でしょう。

コーヒーミルについては安いものから高いものまでありますが、
安いので大丈夫です。

(高いのはコーヒーの粉を均一にできたりしますが、プロじゃないとなかなかわかりません。)

コーヒーは豆の状態で買いましょう。

*買い方については後述します。

コツ2:保存の仕方に気をつける

コーヒーを買ったら保存の仕方に注意しましょう。

あっという間に酸っぱくなります。

【保存方法について】
・一日1杯以上飲む人
→ 密閉容器で常温

・1日1杯も飲まない人
→ 密閉容器で冷蔵

*冷蔵の方が日持ちしますが、頻繁に開け閉めすると
水分が侵入し、劣化が早くなります。

豆で購入しても、粉で購入しても

上記のような保存方法で劣化を遅らせましょう。

*密閉容器については割れにくいものがおすすめ。


いろいろ探してみましたが、
密閉できてシンプルかつ割れにくくスタイリッシュはこれですね。

コツ3:酸味を逆に楽しむ

酸味を逆に楽しむという発想もありかとおもいます。

酸味は良い酸味と悪い酸味があるからです。

【良い酸味と悪い酸味とは?】
・良い酸味
→ フルーツを思わせる酸味。
ブルーベリー、シトラスなど

・悪い酸味
→ 不快感が残るもの。
単に酸っぱく口に残るものなど。

線引きは難しいのは否めないですが、

良い酸味は明るい印象。
とても甘い感覚ものこります。

【サードウェーブコーヒー】
・サードウェーブと呼ばれる近年のコーヒーはフルーツ系の酸味を残した、
浅煎りの焙煎が特徴的。

最初に飲んでみると酸っぱく感じますが、
フルーツを意識して飲んでみると意外と気になりません。

「酸っぱさは何の酸っぱさか?」
を意識して酸味を逆に楽しむのもありです。

最後に酸っぱくないコーヒーの選び方を紹介します。

酸っぱくないコーヒー豆の選び方

最後に酸っぱいコーヒーを避ける選び方や買い方を解説します。

・選び方は「焙煎度」を見ましょう。
・買い方は通販もしくは自家焙煎のお店で買いましょう。

詳しく解説します。

選び方:焙煎度

まず焙煎度に注目してください。

深くなれば酸味はなくなります。

【焙煎度とは?】
・焙煎度どはコーヒー豆にどれだけ熱を与えたかを示します。

8段階で表示されるのが一般的ですが、
日本では(浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎り・極深煎り)
などの表現があります。

*もちろん人によっては苦手な範囲は異なるので、
一度試して調整していくのが必須です。

酸っぱいコーヒーが苦手な人は
シティロースト・中深煎り以上がおすすめです。

【焙煎度の表記がない場合は?】
・正直購入はおすすめできないです。
焙煎度の記載がない場合は、市販や業務用の豆の可能性があります。
焙煎度がわからなければ味もわかりずらいですし、
なによりも劣化している可能性が大いにあります。

選び方2:通販で購入

通販での購入がもっとも安心で楽ではないかと思います。

【通販で購入するメリット】
・基本的に焙煎したて
・情報が明確
・カフェにい辛くて済む

近年では新鮮な焙煎豆は手に入りやすくなっています。

下記のロクメイコーヒーは若干値が張りますが
焙煎したてを楽しめます。

(焙煎の日本チャンピオンが焙煎しているらしいです。)
>>ROKUMEI COFFEEを試す

通販が簡単で確実だと思います。

選び方3:自家焙煎のお店で買う

自家焙煎のお店で買うのもありです。

基本的に酸っぱいことが苦手と伝えれば、
好みに合った豆を勧めてくれます。

【自家焙煎のお店を行くときの注意点】
・口コミをみる。
たまにクセが強い店員さんがいます。
あまりないと思いますが、時折評価が低いお店があるので注意してください。

私も勇気をだして自家焙煎のお店にいったのですが、
知識量が少なく敗北した経験があります。

(不快感はありませんでしたので今も通ってますが。)

直接対面して選びたい人は自家焙煎のお店にいくと良いでしょう。

*不安な方は通販がおすすめですね。

まとめ

ドリップコーヒーが酸っぱい理由は
9割コーヒー豆が原因です。

ドリップの方法を変えても大きな変化はありません。

今回の内容をまとめると、

・コーヒー豆は豆の状態で購入して、保存方法を気を付ける。
・焙煎度は中煎り以上がおすすめ。
・できれば、通販や自家焙煎のお店で買うのが良い。

このようなところですね。

特に難しくはありません。

ぜひ試してみてください。

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