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コーヒー研究

ドリップコーヒーが薄くなる5つの理由とおすすめの器具を紹介。

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疑問がある人
ドリップコーヒーが薄くなるのですが、どうすればいいのでしょうか?濃いめのコーヒーが飲みたいです。

今回はこのような疑問に答えます。

 

まずはコーヒーに関する経験値をお伝えします。

・バリスタ(2019年10月~)
・コーヒー豆焙煎(2019年2月~)
・コーヒーロースタリー開業予定(2021月3月)今まで自宅でおよそ40,000gを焙煎。
回数にして200回~400回は焙煎をしました。

 

これまでの経験からお話しします。

 

読むメリット

  • ドリップコーヒーが薄くなる理由がわかる。
  • コーヒーが薄くならない淹れ方がわかる。
  • 濃いめのコーヒーが飲める器具がわかる。

 

それでは解説します。

 

コーヒーがドリップ時に薄くなる5つの理由

ドリップコーヒーが薄くなる理由は5つあります。

  1. 抽出時間が早すぎる
  2. 豆の量が少ない
  3. 湯温が低い
  4. メッシュが粗すぎる
  5. 浅煎りの豆

 

豆の品種や焙煎度なども影響してきますが、わかりやすく5つに絞って解説します。

 

理由1:抽出時間が早すぎる

まず、抽出時間が短いと薄めになります。

時間をかけてお湯を注いでいくと、コーヒーの成分がしっかり抽出されます。

具体的には3分程度を目安にするとコクのあるコーヒーに仕上がります。

時間をかけるとより濃くコーヒーが仕上がりますが、逆に時間をかけすぎると後味が悪くなります。

いずれにしても3分くらいを目安に抽出するのがおすすめです。

理由2:豆の量が少ない

次に豆の量が少ないのも原因です。

当然のことですが、1gの豆を使うのと20gの豆を使うのでは濃度が違います。

具体的には1杯で20g~25gがちょうど良いです。

豆の重さに対して15倍のお湯を注ぐのがおすすめです。

理由3:湯温が低い

次にお湯の温度が低いのも原因です。

沸騰したお湯を注ぐのでも問題はありませんが、ぬるいお湯ではコーヒーの成分はうまく抽出されません。

焙煎度別おすすめのお湯の温度

  • 浅煎り → 90℃
  • 深煎り → 83℃

 

浅煎りはお湯が沸騰した直後、深煎りはいったんサーバーに移してちょっとだけ水を加えるとだいたい80℃前後になります。

お湯の温度が低いとコーヒーの成分はうまく抽出されません。またこれについて、焙煎度別でお湯の温度を検討してみると良いでしょう。

 

理由4:メッシュが粗すぎる

次にメッシュが粗すぎるのもひとつの原因です。

メッシュとは豆の粗さを示します。メッシュが粗めだとコーヒーの成分が上手く抽出されません。

だいたいグラニュー糖くらいの粗さがちょうどいいです。

お店で購入する場合はだいたいペーパーフィルター用に挽いてもらえますので、この点についてはそれほど考えなくても大丈夫です。

使用する器具によっても適切な粗さが変わってくるので、器具にあった粗さにしましょう。

理由5:浅煎りの豆

浅煎りの豆であるとコーヒーは若干うすい印象になります。

浅煎りとは、コーヒーの生豆に与えた熱量が少ないものを示します。(豆の色が明るめだと浅煎りです。)

浅煎りの特徴

・酸味がある・見た目が明るい色・皺がよっていたりする

浅煎りコーヒーはこのような特徴があります。

豆の量を多くしてもバランスの良い濃さにはならないので、薄いコーヒーが苦手であれば深煎りのコーヒーを選びましょう。

 

ドリップ時に薄くならないコーヒーの淹れ方

ここで薄くならないコーヒーの淹れ方について紹介しますが、正解はありませんので自分がやりやすいように変えても問題はありません。

よりおいしくなるように試行錯誤していくと楽しいです。

 

用意するもの

まずドリップに必要なものを用意しましょう。

必要なもの

  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • コーヒーサーバー(なくても良い)
  • ドリップスケール
  • グラインダー(なくてもよい)

これだけあれば十分です。とくに一風変わったものはつかっておりません。

私が使っている器具はこちら!








私の淹れ方

私の淹れ方を紹介します。

ここでは20g豆を使って300mlのお湯を注ぎます。

それでは解説します。

step
1
30秒蒸らし

まずドリッパーに粉を入れたら平らにならしてお湯を注ぎます。全体にお湯がかかり、ポタっと落ちてくる程度にお湯を注ぎます。

この状態で30秒待ちます。

step
2
3分までお湯を注ぐ

30秒たったら、3分たつまでお湯を注ぎます。

紙に直接お湯をかけないように渦巻き状にお湯を注いでいきますが3分たった時にお湯を注ぎきるイメージで注ぎます。

step
3
ドリッパーをはずす

お湯を注ぎきったら、ある程度お湯が落ちるまで待ちます。

浮かんでいる泡はアクなので、すべてのお湯が落ちらない段階でドリッパーを外しましょう。

これで完成です。

 

 

薄いドリップコーヒーが苦手な人におすすめの器具

最後に薄いコーヒーが苦手な方向けに、濃いめのコーヒーが淹れられる器具やコーヒー豆を紹介します。

  1. マキネッタ
  2. 家庭用エスプレッソマシン
  3. ベトナムコーヒー

どれも市販のコーヒーでは楽しめない味わいです。

 

マキネッタ

マキネッタは家庭用でエスプレッソを楽しめる非常にコンパクトなコーヒー器具です。

使い方はとても簡単です。豆はパウダー状にグラインドして、水を入れて火にかけるだけです。

CAFICTさんの動画をお借りしてます。)

下記のような特徴があります。

抽出量がすくない。かなり濃いめ(牛乳入れるとおいしいです。)フィルターはいりません。

とてもコンパクトで使い方もシンプルでおすすめです。

 

ビアレッティというメーカーがメジャーです。

違ったタイプのマキネッタもあります。


 

私はこちらのタイプを持っていますが、洗いやすかったり、幅もとらないのでかなりおすすめです。

 

エスプレッソマシン

濃いめのコーヒーと言えばエスプレッソですが、マキネッタ以外にもエスプレッソマシンを導入するのもおすすめです。

やや値段は張りますが、家庭用エスプレッソマシンもあり、手が届かない金額ではありません。

個人的におすすめなのはこちらです。


 

デバイスタイルというメーカーのエスプレッソマシンです。

 

このような特徴があります。

おすすめな点

・バスケットが大きめ。

・スチーム機能もあラテも作れる。

・クレマが経ちやすい構造。

 

バスケットが大きいというのが最大のメリットで、業務用のエスプレッソマシンと構造が似ています。

将来的にカフェで働いてみたいという方にもおすすめです。

(Wako Coffeeさんの動画をお借りしています。)

こちらの動画でも紹介されており、性能としては問題はなさそうです。

 

ベトナムコーヒー

ベトナムコーヒーはこれまでと違った印象の味わいです。

 

ベトナムでは、ロブスタと呼ばれる品種がほとんどです。この品種は味がとても特徴的でそのまま飲むのはおすすめできません。

 

ベトナムでは練乳などを混ぜで飲むコーヒーを「ベトナムコーヒー」と呼んだりします。


 

このような器具を使って抽出します。

 豆は必ずベトナム産のロブスタという品種のコーヒーを使いましょう。

こちらの動画でベトナムコーヒーの作り方を解説しています。

 

まとめ

ここまでコーヒーが薄くなることについて解説してきましたが、ドリップコーヒーが薄くなる原因として考えられるのは

  1. 抽出時間が早すぎる
  2. 豆の量が少ない
  3. 湯温が低い
  4. メッシュが粗すぎる
  5. 浅煎りの豆

 

このような原因が考えれらます。

 

また日本ではドリップコーヒーがメジャーですが、それ以外にもいろいろなコーヒーがあることを知っておくと生活が充実します。

 

  1. マキネッタ
  2. 家庭用エスプレッソマシン
  3. ベトナムコーヒー

 

今回はこのようなものを紹介しましたが、ぜひ試してみてください。

また違った味でコーヒーライフが楽しくなります。

今回は以上です。

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